渋沢栄一さんが持つ、基本的な数字とその意味。
最初に前回のおさらいになりますが、渋沢栄一さんの生年月日と名前から導き出したそれぞれの数字は以下の通りです。
A. 生年月日から導き出した数字(ライフ・パス・ナンバー)=個人の資質・才能・能力
渋沢栄一さん 1840年3月16日生まれ
1+8+4+0+3+1+6=23
23→2+3=5
渋沢栄一さんのライフ・パス・ナンバーは5になります。
B. 名前から導き出した数字 ※赤文字は母音、青文字が子音です。
S H I B U S A W A E I I C H I
1 8 9 2 3 1 1 5 1 5 9 9 3 8 9
①母音からの数字(ソウル・ナンバー)=内なる数。魂の本質。
9+3+1+1+5+9+9+9=46
46→4+6=10
10→1+0=1
渋沢栄一さんのソウルナンバーは1になります。
②子音からの数字(パーソナリティー・ナンバー)=外なる数。他者から見た自分。
1+8+2+1+5+3+8=28
28→2+8=10
10→1+0=1
渋沢栄一さんのパーソナリティ・ナンバーは1になります。
③総数(①+②)からの数字(ディスティニー・ナンバー)=運命数。使命。
46+28=74
74→7+4=11
渋沢栄一さんのディスティニー・ナンバーは11になります。
※11はマスター・ナンバーですが、2も参考にみます。
1 主体性、独立、個人主義、独創的、自己主張、支配的、力強い、自己中心的、好戦的、男性性、陽 |
2 受容的、理解、適合性、穏やか、協調性、調和、慎重、関係、共同、女性性、陰 |
3 自己表現、創造的、話し好き、社交的、知性、多様性、ドラマティック、教養のある、表現する |
4 安定、堅固、安全、保守的、実際的、堅実、制限、秩序、客観的、構造、システム |
5 変化、拡大、冒険、成長、進化、好奇心、活発、機知に富む、発展的な自由、推量、ヴィジョン、多芸多才 |
6 ハーモニー、愛、バランス、アート、象徴、共感、正義、責任、奉仕、創造性 |
7 直観、哲学的、分析的、内省的、理解、インスピレーション、静穏、孤立、神聖さ |
8 力、野心、生産、マネー、物質主義、満足、現実世界、豊かさ、循環 |
9 変容、完成、慈善、忍耐、無私無欲、終わり、変化、新たなステージの始まり |
11 光明、天啓、直観力、ひらめき、啓蒙、メッセンジャー、改良、カリスマ性 |
22 ヴィジョン、気づき、計画性、建設的、博愛主義、建築 |
渋沢栄一さんに関係のある数字を上記の表から抜き出してみると、まずライフ・パス・ナンバーである5のキーワードが目に入ります。渋沢さんの生まれ持った資質は機知に富んだ自由な発想と好奇心を基にしながら、独自の目標を掲げ、さまざまな変化に恐れることなく活発に行動して、拡大・成長・進化を遂げていく冒険家のような気質だということがわかります。
そして実際に渋沢さんの人物像を渋沢栄一デジタルミュージアムで拝見すると、その聡明さと血気盛んであった人物像が伺えるので、彼は自分の持つ資質を存分に活かしていたと言えるでしょう。
次に渋沢さんの名前から導き出された数字を見てみると、ソウル・ナンバーとパーソナリティー・ナンバーが1と1で同じばかりか、ディスティニー・ナンバーは1が強調された11となっています。1は最初の数字であることから、独立心旺盛なリーダーの資質があると言われていますが、渋沢さんはその魂の性質だけでなく、後天的に育んできた性格や行動も常に主体性を持ちながら行動する裏表のないリーダーであり、さらに独自の発想やひらめきを大切にして、それを実際に行動に移していく『新たな道を切り開くリーダー(11)』であることを示しています。まさしく【リーダーの中のリーダー】という感じで、カリスマ性がある人だとお見受けします。それは前述のサイトに記載されている彼の功績を見れば一目瞭然ですね。
またマスター・ナンバーを持つ人は基となる数字の意味が強調される代わりに、1ケタにした数字の意味が弱点になるという側面があります。渋沢さんの例で言えば、11の質を活かした『カリスマ性のあるリーダー』となる代わりに、2の質である受容性や協調性などの部分が弱かったりします。しかし、身の回りにいる人物の立ち振る舞いから受容性や協調性を学び、次第にそれらを育むことが出来たのであれば、内なる男性性と女性性が統合された、名実ともに優れたリーダーであったと言えるでしょう。ですから自分だけに限らず、周囲の人との関係性を数秘術でみてみると、とても面白い発見があるのでオススメなのです。
数字をボトルの色に置き換えて読む『オーラソーマ数秘術』
さて!ここからが本題です。
オーラソーマ数秘術では導き出された数字をイクイリブリアムボトルの番号と照らし合わせ、そのボトルの色から更なる情報を読み解いていきます。
それでは順を追って対応するボトルを出しながら、各項目についてみていきましょう。
A. 生年月日から導き出した数字(ライフ・パス・ナンバー)=個人の資質・才能・能力
渋沢さんのライフ・パス・ナンバーは5だったので、対応するイクイリブリアムボトルは【B005 サンライズ/サンセットボトル】になります。
【B005 サンライズ/サンセットボトル】
自分の中にある愛と情熱を、勇気ある行動と共に世の中に示していくことで幸福を感じる、献身的な人。物事を明晰に捉えることが出来、また自分の持っている知識を他人に教える力も備わっている。
持ち前の明るさと朗らかさでグループの中のリーダー的存在となる人で、絆や団結力というものを重んじているものの、決して堅苦しいタイプではなく、ユーモアのセンスを兼ね備えた魅力的な人。
そして5になるひとつ前の数字を見ると23とありますので、そのボトルの意味も参考にすると、その人物の詳細をより深くみることが出来ます。何故ならライフ・パス・ナンバーは同じ5というルート・ナンバーであったとしても、ひとつ前の数字は23以外にも14,32,41という数字があり、それぞれで特色が異なるからです。ちなみに23に対応するイクイリブリアムボトルは【B023 愛と光】です。
【B023 愛と光】
たくさんの思いやりと優しさを持っている慈悲深い人。無償の愛を惜しみなく分け与えることが出来る。等身大の自分を受け入れ、それを認める事が出来ているため、周囲の状況や人々の評価に惑わされることなく、いつも自分を心地良い状態に保つことが出来る。自分の思考と感情、その行動に責任を持っている人。天真爛漫で、いくつになっても少年のような純粋さを持ち合わせている。
このようにその数字のキーワードだけでなく、それぞれのボトルの色から上記のように読み解くことが出来るわけです。ルート・ナンバー5のキーワードから見えてくる「自由な発想と好奇心から果敢に行動する」という彼の資質は、23という数字のボトルがより良く表しているのではないでしょうか。
B. 名前から導き出した数字
①母音からの数字(ソウル・ナンバー)=内なる数。魂の本質。
渋沢さんのソウル・ナンバーは1だったので、対応するイクイリブリアムボトルは【B001 フィジカルレスキュー】になります。
【B001 フィジカルレスキュー】
いつも心穏やかで誠実な、争いごとを好まない平和主義者。またコミュニケーション能力が高く、周囲の人に安心感を与え、信頼される人。常に自分自身の力を信頼すると同時に、大いなる存在の采配や導きに委ねながら自分のブループリント(魂が決めてきた青写真)を生きることで、数多くの潜在的能力を生かすことが出来るようになり、それが結果的に現実世界に平和をもたらすことに繋がる。
そしてライフ・パス・ナンバーの時と同様に1になるひとつ前の数字を見ると、10とありますので【B010 行って木を抱きしめなさい】のボトルもみてみましょう。
【B010 行って木を抱きしめなさい】
自分を大きく見せようとしたり、自分以外の何者かになろうと思うことがない、常に自然体でいる人。自分の心の欲求に忠実で、自分の中にある感覚を信頼して自分の道を進む。その時々の置かれている状況を俯瞰的な立場から観ることが出来るため、自由で柔軟な発想が可能になる。心に余裕がなくなって来た時は自然の中に出かけたり、森林浴をすることがリフレッシュとなり、本来の自分を取り戻すことが出来る。
そして今回はさらにもうひとつ前の数字である46のボトル【B046 放浪者】も一緒にみます。何故なら渋沢さんの場合、奇しくもソウル・ナンバーとパーソナリティー・ナンバーが同じだったので、さらに基となった数字を比較したいと思ったからです。
【B046 放浪者】
繊細かつ思慮深さを兼ね備えた、自由人。他人から見ると自分の心の赴くままに行動しているだけのように見えるかも知れませんが、常に広い視点で物事を捉えている人なので、実は適切かつ的確なタイミングで行動している人。自分のブループリント(魂が決めてきた青写真)を生きることで心が解放され、今ここに生きていることを実感できるようになります。ときに自由人にみられることで要らぬ反感を買うことがあるかも知れませんが、それはあなたのせいではなく「その人自身の問題」なので、気に病む必要はありません。
最初の2ケタの数まで遡ってボトルをみていくと、渋沢さんが本質的に細やかな配慮が出来る人だという部分が浮き彫りになりました。なのでリーダーと言ってもオレ様的で自己中心的なリーダーではなく、様々なところに気が付き、適切なタイミングで「適材適所」の判断が出来る、部下からも信頼されるリーダーだったのではないかと考えることが出来ます。
②子音からの数字(パーソナリティー・ナンバー)=外なる数。外から見た自分、ペルソナ。
渋沢さんのパーソナリティー・ナンバーは1で、ソウル・ナンバーと同じです。ゆえに彼は表裏が無いというか、自分の心の声とその情熱に従って実際に行動を起こしていた人だと見ることが出来ますし、また周囲の人が抱いていた彼の人物像は彼の本質とほぼ同じだったとみることが出来ます。
ここではさらにもうひとつ前の数字である28のボトル【B028 メイドマリアン】も参考にみていきます。ソウル・ナンバーのところでも説明したように、同じルート・ナンバーであったとしても、そこに至るまでの数字には様々なパターンがあるからです。
【B028 メイドマリアン】
いつも明るく穏やかで、そのナチュラルさがとても魅力的な人ですが、実は内なる情熱を秘めた人です。自分の心の真実に従った生き方をしているため、時に理不尽な権力者に対しては持ち前の勇気と行動力を発揮して、自由を勝ち取ります。
また聡明かつ俯瞰的なものの見方も出来るとともに、それを上手く言語化して他者とコミュニケーションを図ることが出来るので、人から信頼されることも多く、たくさんの人との絆を深めることが出来る人です。
この【B028 メイドマリアン】のボトルの色は前述の【B046 放浪者】とかなり似ています。ボトルの上層はどちらもグリーンですが、前者の下層の色はレッド、後者の下層の色はマゼンタです。マゼンタはレッドに少しブルーが加わった色なので、ここからも渋沢さんは対外的あるいは後天的においても、ほぼ自分の魂の質そのものを生きているとみることが出来るでしょう。
またこのボトルに使われているレッドとグリーンは古代中国の道教で流行した太極図で陰(グリーン)と陽(レッド)を表す色として使われていたため、内なる女性性と男性性のバランスが取れた状態であると読むことが出来ます。
【陰陽太極図】
陰陽魚太極図や太陰太極図とも呼ばれる。太極の中に陰陽が生じた様子が描かれている。古代中国において流行し、道教のシンボルとなった。『陰が極まれば、陽に変じ、陽が極まれば陰に変ず。』これを永遠に繰り返していくさまを表している。また太極とは【易】の生成論において陰陽思想と結合し、宇宙の根源として重視された概念。
③総数(①+②)からの数字(ディスティニー・ナンバー)=運命数。使命。
渋沢さんのディスティニー・ナンバーは11でマスター・ナンバーと呼ばれる数になります。対応するイクイリブリアムボトルは【B011 エッセネボトルⅠ/チェイン・オブ・フラワー】ですが、同時に1ケタにした数である2のボトル【B002 ピースボトル】も参考にみていきましょう。
【B011 エッセネボトルⅠ/チェイン・オブ・フラワー】
たくさんの愛や思いやり、優しさを持っており、ありのままの自分を受け入れることによって、その輝きを周囲の人々へと放っていく人。理想を追い求め、完璧主義的な部分もあるため、つい自分自身にダメ出しをしてしまうことも。
裏表がなく、純粋かつ素直な人ではあるものの、その優しさに甘んじてばかりいると時として激しい感情を表すことがあります。人生を歩む道のりでは困難さを感じることが多くあるかも知れませんが、その経験がこの人の優しさや強さを育んでいます。
マスター・ナンバーの11は『新たなゲート(門)』と呼ばれ、この数字を持つ人は従来のやり方ではなく「独自の方法で新たな世界を切り開く」使命を持って生まれてきたと言われています。そのため1の要素がさらに強調され、自分の直感や気づきに従って行動を起こす力を発揮するとされています。
【B002 ピースボトル】
自分自身を信頼し、かついかなる状況になったとしても、すべては大いなる存在の采配によって最高最善がもたらされると信じている。心穏やかで誠実な、平和を愛する人。自分を信頼することと同じくらい、相手を信頼することが出来るため、円滑なコミュニケーションを図って平和的な解決を引き出すことが出来る。
またさまざまな人や状況を受容する能力が高く、慈悲深い人柄であるため、他者からの信頼を得ることが出来る人。
すでに最初の章にも書きましたが、マスター・ナンバー11を持つ人は『カリスマ性のある強いリーダー』である代わりに、他者の行いやその状況を赦し受け入れることが困難なことがあります。それは自分自身が困難に立ち向かい、苦労を乗り越えて来たからこそ、他者にも同じことを求めてしまうからかも知れません。とは言え、これまでに接してきた人たちから受容性や慈悲心を学び育むことが出来たならば、陰陽のエネルギーが調和した素晴らしい『真のリーダー』となるでしょう。
もちろん私は渋沢さんと実際に会ったことはありませんが、数多くのことを成し遂げた彼の功績を見る限り、きっと慈悲深さと無償の愛を兼ね備えた『女性性と男性性のふたつの側面を併せ持つ、カリスマ性のあるリーダー』だったのではないかと想像します。
最後にひとこと
当初予定していたよりもかなり長い説明になってしまいましたが、いかがでしたか?
このように『オーラソーマ数秘術』では対応するボトルの色の意味をよむことによって、より深い部分にまでアクセスすることが可能になります。
今回の説明ではかなり多くの情報量を記載しましたが、実際のセッションではもっと深いお話をしていきます。
『自分を生かすには、まず自分自身を知ること。』
なので、オーラソーマ数秘術はぜひ一度は受けて頂きたいメニューなのです。
後日、日本のリーダー的存在となった、あんな人やこんな人のことも『オーラソーマ数秘術』を用いて紐解いていく予定ですが、実はこの記事を書く前に数人をピックアップして計算を始めてみたら・・・めちゃめちゃ面白~い!!
導き出された数字とそれに対応するボトルにその人の個性が出ているので、分析好き&答え合わせ好きの私としては、も~楽しくって仕方がないです(*^^*)
ただ・・・記事を書くのが・・・ね。
とーーーっても時間がかかるのですよぉ~(+_+;)
でもでも、楽しみに待ってて下さいね~っっ♡♡♡
Love & Light,